小学生の男子はスーパーアスリート並の疲労回復力を持つらしい

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大人になると「疲れた」がまるで口癖のようによく出てくるのではないかと思います。しかし、子供の頃は「疲れた」とあまり口にしていなかったのではないでしょうか。

筆者にも現在6歳になる息子がいますが、遊びに夢中になると「大丈夫かな?」と心配になるくらい没頭して、まさに疲れ知らずです。

さて、そんな疲れ知らずの子供についてですが、調査によって裏付けられました。

  • Confirming what many exhausted parents likely already know, scientists say a typical young boy is a sort of super athlete.

    Compared with adults, preadolescent boys have a near matchless ability to endure and bounce back from high-intensity play, researchers report.

    When it comes to post-exercise recovery, for example, an average boy between the ages of 8 and 12 can best elite adult triathletes, long-distance runners and cyclists, according to the new study.

  • 出典:Kids Are Naturally as Fit as an ‘Iron Man’

詳細は出典元のリンクをご覧いただければと思いますが、ざっくりまとめると、思春期前の8歳から12歳の男子は、スーパーアスリート並の持久力と回復力を持っていることが、科学者の研究によって明らかになったそうです。

これはフランスのクレモン-オーヴェルニュ大学のSébastien Ratel氏らのグループが行った調査によって明らかになりました。

この年齢の男子に有酸素運動と無酸素運動をしてもらい、乳酸値や心拍数などの測定をしました。すると、男の子は、酸素を使って糖分からエネルギーを産出する能力に長けていて、鍛えられたアスリート並であることがわかりました。また、運動後の心拍数の回復についてはアスリートを上回る結果が出ました。これは、血中の乳酸をすばやく回復に当てる能力が優れているためではないかと、研究者たちは推測しています。

実は成長するにしたがって、筋肉の有酸素運動のレベルが低下していくそうです。そして同じくして糖尿病の発症が増えていくことがわかっています。これは、糖分をうまく消費できなくなっていくと言い換えても良さそうです。この子供から大人への過程を明らかにすることによって、糖尿病のリスクを減らすことに繋がる可能性があるとも言及しています。

そう言われてみると、子供の頃は「疲れる」という言葉をあまり使っていなかった気がします。仮に疲れても一晩寝ればすぐに回復しまいた。また、回復力と関係があるかどうかわかりませんが、筋肉痛もあまりなかったように思います。やっぱり子供はすごいです。

この研究・調査が進んで、疲労回復に効果的な方法が開発されるといいなと思います。